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ポルトガルの職人たち 2011.06.26 Sunday
今 ポルトガルで作ってもらっているのは北部の山間部の村にある女子4人でやっているところにセーターとバッグ、昔からのポルトガルの伝統マントのカプーシャ。



これがそのカプーシャ、フェルト地のマントですが 頭からかぶるものなので本来はこの形なのですが 日本ではいつも頭からかぶっていられないのでビッグハグ用には肩でかけられるよう 胸元にボタンと手が出るようにスリットのポケットをつけてもらってます。



これはバッグ用のウールの生地を織ってもらってます。
1色一機要るので 色数の分だけ縦糸をたててもらわなければいけません。



出来た生地を見れば普通のウールの生地にしか見えないかもしれませんが一織り一織り手でトントンと織った大事な生地から作っているんです。



こんな石造りの建物が彼女たちの仕事場。



一歩表に出ればこんな野原。
ちょっと歩いていると、、、



羊の散歩に出あいました、、その後ろを歩いてきたのが、、



彼女。 前を歩いている羊から取った毛を糸に紡ぎながら散歩してるんです。
すぐそばにはさっきの その糸からセーターやバッグを作ってくれている4人の彼女たち、、、 なんかすごく近い範囲で原材料から製品まで完結してしまう、、不思議な感じでした。



それとポルトガルの伝統靴のタマンコス、、木靴です。
3度目のポルトガルでやっと職人を見つけたんです。
これは初めてその職人の工房を訪れた時の写真なんですが、、



入った瞬間 息が止まりました、、 まるでフェルメールの絵!
手前の部屋は真っ暗で その奥の小さな部屋で唯一の窓からの明かりで自分たちが入ったことも気付かづに作っていたんです。



近くによって初めて、、 ’あー’という感じで振り向いてくれました。



さっきの真っ暗だった手前の部屋の電気をつけてもらうといくつもの木型が、、 
ここで切り株から一つづつ切りだして靴の底を作っているんです。
おおざっぱに切った後はひたすら手で鎌の小さな様な道具で削りだします。



自分の大好きな職人の机、、 ここだけでもうアートです、、美しい、、



そして彼がジョアン この地域に唯一残った最後の職人です、88歳。 彼が若いころは30人以上のタマンコスの職人がこのエリアにいたそうです。



これはジョアンの愛車、、移動はすべてこのトラクターです。
自分達を運んでくれた時は後ろのシャベルに立ってました。
このジョアンが一生懸命次のビッグハグの秋冬用として作ってくれています。
底の木の削り出しからアッパーの革の型入れ、仕上げまで彼一人の手作業です。
ちょっと素朴ですがたまらない温かさがあります。
ジョアンが一削り一削り心をこめて削ってくれた木底のノミの跡、、、
10月には皆さんに見ていただけます、楽しみにしていて下さい。
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